太平洋プレートは南米にある東太平洋海嶺から北上し、オーストラリアプレートと接触するとマグマを発生させて太平洋上に島ができる。
そうしてできたのがマーシャル諸島やツバルであり、これらの島々はホットスポットによってできたハワイ諸島の様に太平洋プレートの動きに沿って並んでいる。
フィリピン海プレートができる前、太平洋プレートは今よりも北向きに進んでいた。
その頃はマーシャル諸島も北向きに並んでカムチャッカ半島や北海道の辺りで沈み込んで付加体になっていた筈だ。
北海道で巨大地震が起きるのは沈み込んだ島々が巨大なアスペリティーとなって引っかかっている為かも知れない。
点々と並んだマーシャル諸島が切り取り線のように太平洋プレートを脆くし、そこにオーストラリアプレートからの圧力が加わった為に太平洋プレートが断裂してフィリピン海プレートができたのではないか?
フィリピン海プレートの移動に伴って伊豆・小笠原海溝も横方向に移動しているそうだ。
小笠原海溝は昔はもっと太平洋側にあり、マーシャル諸島と繋がっていたのでしょう。
フィリピン海プレートの下に太平洋プレートが沈み込む様になってから、小笠原海溝は隆起しつつ横にスライドして日本列島と合体した。
フィリピン海プレートの様に太平洋プレートはユーラシアプレートの地下でも割れているはず。
ユーラシアプレートと北米プレートの境界と思われているラインは実際はフィリピン海プレートの延長線であり、太平洋プレートが割れた部分だと思われる。
恐らくユーラシアプレートと北米プレートは地球一周して一つに繋がっている。境界はない。
大西洋の拡大で北米とユーラシアが「圧縮」されたせいでアリューシャン列島は曲がっているのではないか?
【追記】
太平洋プレートのメガリス崩落(沈み込んだプレートの断裂)でフィリピン海プレートが出来たと言う説もあるそうです。