大阪大学社会経済研究所の西條辰義教授の一連のゲームによる実験の結果、
どうやら『日本人は「いじわる」がお好き?』らしいというのです。
簡単に要約すると、公共財をみなでお金を出し合って作ろうとすると、
日本人は最初は米国人や中国人より「ただ乗り」を目指す人(これも「だし抜く」といういじわる)が多い傾向にあるけれど、
それを見た他の人が「ずるは許せない」とばかりに自分の損も
かえりみずに足を引っ張る(いじわるをする)ので、ゲームを続けるうちに「協力しないと後が怖い...」と悟り、
最後は米国人より協力的になる、というもの。

235: 名無しさん: 2012/06/29
まあ要するに日本人は、米国人どころか中国人と比べても
寄付が嫌いで善意に欠け、他人の善意にただ乗りするのが好きで、
損をしてでも他人の足を引っ張るのも大好きで、激しい叩き合いと引っ張り合いを続けていくうちに、
世間が怖くなって仕方なく協力するようになる民族だということ。
善意が無く、ただ嫉妬深く他人の不幸が好きなだけの悪徳集団。

この実験は日本人の本質を突いてるねw
性悪な日本人は放っておくとズルばっかりするんだけど、互いに足の引っ張り合いをする事で牽制しズルを防いでいる、と。

日本人が礼儀正しいのも「無礼」な人間に対する迫害が激しいせいだろ。出る杭を打たれないように過度に礼儀正しくしているだけで虚礼に過ぎない。
あまりにも虚礼が発達しすぎてしまっているせいで商品の過剰包装の様に社会全体の効率を低下させている。

自己の内面に道徳心や罪悪感を持たない日本人は外部から「圧力」が加わらなければ決して自らの行いを正す事がない。
「日本は外圧がなければ変われない」と言われているのもその辺に原因があるのでしょう。

そのため日本では、村八分や陰口、足の引っ張り合いなどの「恥ずべき文化」を駆使して秩序を維持してきた。
決してベストな方法とは言えないが、そういうプレッシャーがないと日本人はモンスタークレーマーのように身勝手な「モンスター化」してしまうのです。
必要悪として理解は出来るが「意地悪」しなければ成り立たないような社会は永遠に三流国であり続けるでしょう。

【関連】「日本人はいじわるがお好き?!」大阪大学社会経済研究所 [PDF]

自己の取り分を減らしてまで相手の取り分をよけいに減らす行為を「スパイト(いじわる)」行動と名付けました【中略】
私たちの研究をみたメステルマンたちのグループが,スパイト・ディレンマ実験とほぼ同じ実験を実施し,カナダ人はほとんどスパイト行為をしない,という結果を公表しました

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