これまで地球上に誕生した全生物種の99.9%以上が既に絶滅しているそうだ。長く繁栄できる種族は0.1%しかいない。
動物は「自分たちがいずれ絶滅するかも知れない」などとは想像もしていないだろう。だが人間は科学によって地球や人類の未来をある程度予見する事ができる。
99.9%の生物種がそうであったように、人類も絶滅と言う宿命からは逃れられない。

例えばイエローストーンの噴火周期は60~70万年と言われているが前回の噴火から既に64万年が経過している。
10万年以内にイエローストーンは噴火する筈。イエローストーンが噴火すれば人類は絶滅せずとも1/1000以下にまで人口が減るのではないか?

2億年後には太陽は現在よりも膨張し、地球はハビタブルゾーン(宇宙の中で生命が誕生するのに適した環境)から外れる。
宇宙船に乗って地球を脱出しなければ人類は生き残れないが、宇宙を延々と旅するのは永久機関でもなければ不可能だと思う。

60億年後には太陽も燃え尽きて地球は消滅する。数千億年後には宇宙が「熱的死」を迎えて星一つ輝かない無限の暗黒になる。
宇宙にすら終わりがあるのだ。人類が絶滅する確率は100%!!

だから「人類を存続させる為」という理由で子孫を残そうとするのは間違っている。人類は滅びる。その宿命は受け入れるしかない。
全人類が国家を超えて互いに協力し合い、地球規模の少子化によって地球人口を減少させた方がむしろ人類は長く平和的に繁栄できるようになるでしょう。

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