週刊文春の『長寿は世界一でも「幸福度」は90位 セックス頻度は最低』という記事の気になった部分をまとめてみる。

●日本の幸福度は178カ国中90位。中国(82位)にさえ及ばない。
●「孤独を感じる」と答えた15歳の割合は29.8%でトップ。平均7.4%を大きく上回った。
●89年に世界二位だった一人当たりのGDPが05年には十四位にまで転落。
●「国際競争力」では前年の十六位から二十四位にまで大きく後退。
●消費者物価上昇率がトップ(相対的に生活が貧しくなる)
●「絶対的貧困」が80年代半ばから00年の間に5ポイント上昇した「唯一の国」
●「仕事と家庭の調和」に「まったく満足していない」と答えた割合は日本16%で一位。
「改善を試みた事がない」割合はスペイン67%に次ぐ66%。「改善を試み、結果的に非常に改善された」割合は四%で世界最低。つまり世界一バランスに不満な上、改善もせずに我慢して働いている
●管理職に占める女性の割合は05年の時点で10%で、調査対象十か国中八位。一位フィリピン58%、二位アメリカ43%にはるかに及ばない。
●勤労意欲も低く、「仕事に対して非常に意欲的」と答えた割合は日本は二%で調査十六ヵ国中最低。
「意欲的でない」と答えた人は四十一%に及び、インド56%に次いで二番目に多い。
●高齢者労働力率は先進国の中でダントツに多い。六十五歳以上の34%が未だ現役。フランスでは三%未満しか働いていない。
●中学生の「宿題をする時間」は1時間で四十五ヶ国中最も少ない(平均1.7時間)。
その代わり「テレビ・ビデオを見る時間」は2.7時間で最も多い。
●中学校の年間授業時間は535時間でOECD諸国中最低。一位アメリカ1127時間の半分程度。
●日本人の自殺率は実質世界第四位。
●「組織・制度への信頼度調査」では、日本人の「行政」への信頼度は29%で対象十六ヵ国中最低。

結局、豊かだが幸せでなく、長寿だが自殺も多い。「超二律背反国」なのだった。

どうなのこれ? 日本人は戦後、経済的に豊かになれば幸せになれると信じて頑張ってきたのに、全然幸せになれてないじゃないか!
日本人、低賃金で長時間働きすぎだろ。日本の場合、組合が会社ごとに分かれてるせいで業種全体で一斉にストライキとかできないから、労働環境が一向に改善されないんだよ。
なんでストが悪い事のように思われてるの?資本家の都合の良いように洗脳されすぎだろ。

家庭をないがしろにしてまで長時間労働して何になるのか。
人は幸せになるために生まれたんだ!働くために生きてるんじゃない。
もっとストをしろ!賃金以上に働くな!一人でやってもダメだが、皆で一斉にサボタージュすれば世の中変わるんじゃね?

by