2億5千万年前のペルム紀末に南極のウィルクス・ランドに巨大隕石が衝突し、直径500kmのクレーターを作って当時の生物の大量絶滅(P-T境界)を引き起こしたと言われている。
しかし白亜紀まで南極とアメリカ大陸は繋がっていて、南米の南下によって南極大陸自体が動いている。
だからウィルクスランド・クレーターも現在と別の場所に存在するのではないか?
で、探してみたらあっさり見つかっちゃいました(^_^)v
南極と南アメリカ大陸を繋いでいた地殻が引きちぎれた場所の辺りが小惑星の衝突跡と思われる。
このクレーター自体もプレートの移動によって動いている。実際に衝突したのは大西洋中央海嶺の正に境界部分。
巨大隕石の衝突によって文字通り地球が割れて大陸の移動が始まったのだろう。
巨大隕石の弾道上にスーパープルームが発生し、大規模なマントル対流を生み出して地軸や磁場にも決定的な影響を与えた。
隕石衝突地点の反対側でスーパープルームが噴出してシベリア・トラップができたのだろう。
【追記】
この辺がクレーターである事はインパクトテクトニクスの世界ではとっくに知られていた様です。。。
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