何に対しても否定的な人はホームレスになりやすいらしい。目の前にチャンスが転がってても疑ってばかりいるから、結局チャンスを逃してしまう。
「何も信じようとしない人」に待っているのは見逃し三振の人生だ。

幸運な人は概して粘り強い。「できる」と信じて最後まで諦めない。
逆に不運な人は最初から「できっこない」と諦めて動かない。だから何も得られない。
自己啓発本とか読んでも「こんなの効果あるわけない」と否定して実行しない人より、とにかく信じて実行する人の方が結果的に伸びるはず。

納得できなくても他人の善意によるアドヴァイスには従った方が得策だ。
我々は「根拠」のない話を信じようとはしない。しかし人は根拠もなく他人に助言する事はない!
今までの人生経験による勘だったり、暗黙知や暗黙のルールによる物は根拠として提示しにくい。
根拠は省略されているだけで存在しているのだ。「根拠がない」だけでは、それが「間違っている」証明にはならない。むしろ真実である可能性の方が高い。

自分にとってデメリットがないなら、とりあえず試してみるくらいの気持ちがあった方が良い
まずは信じて、やってみなければ効果など期待できない。

素直さってのは大事だね。「ルールを守る」という意識が高い子は学力も高い。
ひねくれ者は自分に対しても否定的だから能力をフルに発揮できないのです。

北島康介を指導し、『勝負脳の鍛え方』などの著作がある日大教授の林成之先生によると、人柄の良いアスリートほど伸びるそうだ。
選手の頭では理解できない技術指導に対して、半信半疑にならず全力で取り組む素直さのある選手が記録を伸ばすのでしょう。

「何でも信じる奴は馬鹿だが、何も信じない奴はもっと馬鹿だ」
 ジョージ・バーナード・ショー

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